小学生のダンス、食事で体力をサポート|長いレッスン・発表会を支えるエネルギー源

小学生のダンス、食事で体力をサポート|長いレッスン・発表会を支えるエネルギー源

「2時間のレッスンになると、後半はうちの子バテてるみたいで……」「発表会前は練習が増えるのに、食が追いついていない気がする」。ダンスを習うお子さまの保護者の皆さまから、こうしたお悩みをよく伺います。ダンスは見た目以上にエネルギーを使う運動です。今回は、長いレッスンや発表会に向けて、お子さまの体力としなやかな動きを食事から支える考え方を、公的資料をもとに一緒に整理していきます。

ダンスはどれくらいエネルギーを使う運動なのか

ダンスは、跳ぶ・回る・止まる・しゃがむといった全身の動きを、音楽に合わせて連続して繰り返す運動です。一見ゆるやかに見える振り付けでも、姿勢を保ち続けたり、体幹で動きをコントロールしたりと、体は休みなく働いています。

レッスンが1時間を超えてくると、その分だけ消費するエネルギーも増えていきます。後半に動きが重くなる、集中が切れる、といった様子の背景には、技術や体力だけでなく、エネルギー不足が隠れていることもあると考えられています。

特に発表会やコンクールが近づく時期は、レッスンの回数も時間も増えがちです。活動量が増える時期こそ、その分しっかり食べてエネルギーを満たしておくことが、最後まで動ける体づくりを支えます。「練習が増えたのに食事は普段のまま」という状態が続くと、必要なエネルギーが追いつかなくなることがあります。

レッスンを支える3つの栄養素

エネルギー源になる糖質をしっかり

長く動き続けるための主なエネルギー源は、ごはん・パン・麺・いも類などに多く含まれる糖質(炭水化物)です。糖質は体の中でグリコーゲンとして蓄えられ、運動中に使われていきます。

レッスンが長い日や練習が増える時期は、ここを切らさないことがポイントです。毎食の主食をしっかりとることに加えて、レッスン前後の補食で軽く糖質を足しておくと、後半のエネルギー切れを防ぎやすくなると考えられています。糖質の量の考え方はこちらの記事でも詳しく扱っています。

しなやかな動きと体づくりを支えるタンパク質

ダンスのしなやかでキレのある動きは、筋肉がしっかり働くことで生まれます。その筋肉の材料になるのがタンパク質です。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などに多く含まれ、毎食に少しずつ取り入れたい栄養素です。

成長期のお子さまは、体そのものをつくる時期でもあります。タンパク質を1日を通してこまめにとることが、日々の練習で使った体の回復と、これからの体づくりの両方を支えると考えられています。1日の必要量の目安はこちらの記事も参考にしてみてください。

不足しやすい鉄分に気を配る

活動量が多い時期に意識したいのが鉄分です。鉄は、全身に酸素を運ぶはたらきを助ける栄養素で、不足すると疲れやすさや持久力の低下につながることがあると報告されています。

特に運動量の多いお子さまは、汗や日々の消耗を通じて鉄が失われやすく、不足しやすい傾向があると考えられています。鉄分は、赤身の肉や魚、レバー、あさり、ほうれん草、小松菜、大豆製品などに多く含まれます。ビタミンCを多く含む野菜や果物と一緒にとると吸収が助けられるとされているため、組み合わせを意識してみてください。鉄分について詳しくはこちらの記事もご覧いただけます。

レッスン前後の補食と水分

レッスン前の補食

レッスンの1〜2時間前に軽く糖質を補っておくと、エネルギーを満たした状態で動き始められます。おにぎり、バナナ、カステラ、エネルギーゼリーなど、消化がよく腹持ちのするものが向いています。直前すぎると消化が追いつかないことがあるので、時間に余裕をもたせるのが目安です。

レッスン後の補食

運動のあとは、使ったエネルギーと体の材料を補うタイミングです。糖質とタンパク質を一緒にとれる組み合わせ——おにぎりと牛乳、バナナとヨーグルトなど——が手軽でおすすめです。帰宅後の食事まで時間が空くときほど、補食が役立ちます。補食全般の選び方はこちらの記事でまとめています。

水分補給

ダンスは室内でも汗をかきやすい運動です。のどが渇く前から、こまめに少しずつ水分をとる習慣をつけたいところです。日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」では、運動時の飲み物の温度の目安を5〜15℃とし、一度に大量にではなく、こまめに少しずつとることをすすめています。ひんやり程度の麦茶や水を一口ずつ、休憩のたびに——これが体への負担の少ない飲み方です。

「しっかり食べる」が体力を支える

発表会前など活動量が増える時期は、エネルギーを満たしておくことがいつも以上に大切になります。動きを軽くしたいからと食事を控えてしまうと、かえって後半まで動ききるためのエネルギーが足りなくなることがあります。

大切なのは、その時期の活動量に見合った量を、無理なく食べ進めてもらうことです。一度にたくさん食べるのが難しいお子さまは、食事の回数を分けたり、補食を上手に活用したりしながら、1日の合計で必要なエネルギーに近づけていく考え方が役立ちます。1日全体の食事の組み立て方はこちらの記事で具体的に紹介しています。

まとめ:ダンスの体力を支える食事チェック

  • エネルギー源になる糖質を毎食+補食で切らさない
  • しなやかな動きを支えるタンパク質を1日を通してこまめに
  • 活動量が多い時期は不足しやすい鉄分に気を配る
  • レッスン前後の補食でエネルギーと体の材料を補う
  • 発表会前など練習が増える時期こそ、しっかり食べて満たす

のびしろめしから

ダンスは長く動き続ける分、エネルギーをどう満たすかが体力のカギになります。のびしろめしは、いつもの食事はそのままに、お子さまの体格・競技・好み・お悩みに合わせた +2〜3個のプラスアルファ提案を、毎週土曜の朝にお届けします。レッスンが長い日や発表会前の時期も、その子の活動量に合った無理のない一品から取り入れられます。月¥980(初月¥490 + 7日間無料トライアル)で、合わなければいつでも解約できます。

「長いレッスンも最後まで楽しく踊れるように。お子さま専用のおすすめが毎週届きます」

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出典

  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
  • 国立スポーツ科学センター(JISS)スポーツ栄養関連資料
  • 日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(飲料の温度・摂取の目安)

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